認定の要件とは?

健康経営優良法人制度(経済産業省)

【認定要件】中小法人部門

 

大項目1:経営理念

評価項目:健康宣言の社内外への発信・経営者自身の健診受診

 

大項目2:組織体制

評価項目:健康づくり担当者の設置

評価項目:40歳以上の従業員の健診データの提供(求めに応じて)

 

大項目3:制度、試作実行

評価項目(必須)健康経営の具体的な推進計画

評価項目①従業員の健康診断の受診(受診率実質100%)

評価項目②受診推奨の取り組み

評価項目③50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施

評価項目④管理職、従業員への教育

評価項目⑤適切な働き方実現に向けた取り組み

評価項目⑥コミュニケーションの促進に向けた取り組み

評価項目⑦病気の治療と仕事の両立支援の取り組み

評価項目⑧保健指導の実施及び特定保健指導実施機会の提供に関する取り組み

評価項目⑨食生活の改善に向けた取り組み

評価項目⑩運動機会の増進に向けた取り組み

評価項目⑪女性の健康保持・増進に向けた取り組み

評価項目⑫長時間労働者への対応に関する取り組み

評価項目⑬メンタルヘルス不調者への対応に関する取り組み

評価項目⑭感染症予防に関する取り組み

評価項目⑮喫煙率低下に向けた取り組み

評価項目(必須)受動喫煙対策に関する取り組み

 

大項目4:評価、改善

評価項目:健康保持、増進を目的とした導入施策への効果検証を実施

 

大項目5:法令遵守

評価項目①労働安全衛生法66条に基づき健康診断を実施している

評価項目②50人以上の事業場におけるストレスチェックを実施している

評価項目③従業員の健康管理に関連する法令や労働基準労働基準関係法令について違反をしていない

大項目1、2、4、5については必須、大項目3に関しては、必須2項目以外は以下の通りです。

評価項目①~③のうち、2項目以上の実施

評価項目④~⑦のうち、1項目以上の実施

評価項目⑧~⑮のうち、4項目以上の実施

 

 上記の認定要件を満たすことで、健康経営優良法人の中小法人部門に認定されます。

 

【認定までのプロセス】

 

 中小法人部門で健康経営優良法人認定されるまでのプロセスは以下の通りです。

 

1. 協会けんぽが実施する「健康宣言」に参加する

2. 認定基準に該当する具体的な取り組みについて書類作成する

3. 協会けんぽ経由で申請する

4. 日本健康会議に程事務局にて認定審査を受ける

5. 日本健康会議において認定される

6. 優良な上位500法人に対して「ブライト500」として表彰

 

◆中小法人部門に該当するのは以下のような法人となります。

・製造業その他:1人以上300人以下

・卸売業:1人以上100人以下

・小売業:1人以上50人以下

・医療法人、サービス業:1人以上100人以下


健康経営事業所認定制度(大分県)

【認定要件】

 

①健診及び有所見者への対応

 ・従業員の健康診断受診率及び、健康診断の結果把握100%

②事業主による主導的な健康づくりの推進

 ・宣言書の提示、健康リスクの把握と対策の検討等

③受動喫煙防止対策

 ・事業所建物内禁煙又は敷地内禁煙の実施

④健康情報の定期提供

 ・最低月1回の健康情報の社員への提供

⑤事業所ぐるみの健康増進の取り組み

 ・ラジオ体操、ウォーキング大会の開催や参加等

 

 上記の5つの取り組みをすべて行なっている事業所が「健康経営事業所」として認定されます。

 

【認定までのプロセス】

 

 大分県健康経営事業所に認定されるまでのプロセスは以下の通りです。

1. 大分県に「健康経営事業所」登録・認定制度の申し込み

2. 取り組みの実践

3. 実績報告書の提出

4. 認定審査を受ける

5. 大分県において認定される

6. 選考委員会による審査

7. 優秀健康経営事業所(大分県知事顕彰)の選出

 

 ※事業所の規模、業種等は問わない。